2019年04月06日

Tribute to Sultanov Vol.5 無事終了いたしました

当ブログでも何度かお知らせしていた、3/31 開催の Tribute to Sultanov Vol.5 は、多くの方々の暖かいご支援のもと、無事に終了致しました。

当日は、出演ピアニストのお知り合いはもちろんのこと、数多くのスルタノフファン、ホロヴィッツファンにもご来場頂き、会場一体となってホロヴィッツ編曲/ホロヴィッツ版/スルタノフ版の響きを楽しみました。

当日のアンコールは以下の2曲です。
- ショパン:英雄ポロネーズ
- スーザ=ホロヴィッツ:星条旗よ永遠なれ
特にホロヴィッツファンのお客様には、星条旗もお楽しみ頂けたようです。

当日のプログラムには、スルタノフとホロヴィッツに関連するエピソードもご紹介させて頂きまして、ホロヴィッツファンやスルタノフファンのお客様には、興味深かったようです。会場では、1986年のホロヴィッツモスクワ公演に関して話す声も聞こえました。
また、間のトークでは、ピアニストの今泉氏が、モスクワ音楽院で、どのような教育を受けてきたのかについてお話を頂き、ロシアピアニズムにご興味ある方には、モスクワ留学で学べる一部が聞けたのではないかと思います。あわせて、ホロヴィッツ編曲や、ホロヴィッツ版、スルタノフ版という内容の違いなどについても、言及してもらいました。

ロビーでは、ホロヴィッツ編曲・スルタノフ版を録音した今泉氏の新CD「ヴィラディミール・ホロヴィッツ編曲集」や、「スルタノフ 伝説の日本ライブ」のCDの販売やサイン会で盛り上がりました。
スルタノフに関連する各種資料(過去の公演パンフレットやチラシ、コンクールの参加ページなど)の展示はもちろんのこと、1986年のホロヴィッツ日本公演のプログラムまでも展示され、多くのお客様にご興味を持って見て頂くことが出来ました。

ご来場いただいたお客様、応援して下さった皆様、また運営協力の皆様に深く感謝いたします。
2019年は、スルタノフ生誕50周年でもありますので、より多くの音楽ファンの皆様にスルタノフの音楽が届きますよう、私たちもスルタノフご家族や世界中のファンコミュニティと連絡しながら活動していきたいと思います。

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posted by Murakami at 15:43| Comment(0) | コンサート

2019年03月30日

明日は Tribute to Sultanov Vol.5 です。

何回かご報告させて頂いた通り、明日(3/31)は東京のMUSICASAで Tribute to Sultanov Vol.5 のコンサートを開催します。ホロヴィッツの編曲を中心とした、スルタノフへのトリビュートコンサートになります。

Tribute to Sultanov Vol.5 〜今泉響平 CD発売記念リサイタル〜

毎回ではありますが、このコンサートはスルタノフへのリスペクトをテーマにやっています。出演するピアニストも、選曲も、コンサートの雰囲気も、全てスルタノフを意識しながら企画しています。出演ピアニスト、今泉響平さんのファンももちろん歓迎しますが、スルタノフファン、またホロヴィッツファンにも是非お越し頂けると、出会いや新しい発見もあって喜んで頂けるかと思います。スルタノフとホロヴィッツに関するお話もご紹介したいと思いますし、スルタノフに関する各種資料も、当支援会保有のいくつかを展示したいと思います。

最近は、「ロシアピアニズム」に関する興味も高まっていますが、出演ピアニストの今泉響平さんは、モスクワ音楽院でオフチニコフ先生に長年指示しています。オフチニコフ先生は、ネイガウス⇒ナウモフ⇒ナセトキン⇒オフチニコフと繋がる系統で、ナウモフ門下のスルタノフとも近い関わりですが、どのような体や手の使い方、曲の解釈をするのか、なども興味深いでしょう。
スルタノフ編として演奏されるシューベルトの即興曲は、本人以外で演奏されるのはおそらく初めてのことであり、ホロヴィッツ編のオーベルマンの谷もおそらく東京初演。また、ホロヴィッツ編曲の展覧会の絵も極めて珍しいかと思いますので、ピアノを愛する方々に是非お越し頂けると嬉しいです。

この演奏会は、今泉氏がリリースしたCD「ヴィラディミール・ホロヴィッツ編曲集」のリリース記念公演でもあります。内容は
- ムソルグスキー=ホロヴィッツ:組曲「展覧会の絵」
- ラフマニノフ=ホロヴィッツ(スルタノフ編):ピアノソナタ第2番
- リスト=ブゾーニ=ホロヴィッツ(スルタノフ編):メフィストワルツ第1番
というピアノファンが喜ぶ内容になっており、流通経路が現在限られている中、直接入手できる数少ない機会でもありますので、是非ご興味がある方は足をお運びください。

当日券も十分にございます。会場でお会い出来るのを楽しみにしております。終演後は、出演者やスルタノフ支援会メンバーに、お気軽にお声をかけて下さい。

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posted by Murakami at 22:54| Comment(0) | コンサート

2019年03月23日

Tribute to Sultanov シリーズの歴史

Tribute to Sultanov Vol.5 まで、あと1週間となりました。

これまで、日本国外で、スルタノフを記念したコンサートはあちこちで行われています。
日本で最初に行ったコンサートは、「Hommage a Sultanov」という名前で私たちが開催した 2007年8月7日のコンサートです。会場は、来週開催する MUSICASA でした。

これを筆頭に日本で追悼・記念コンサートはいろいろありました。私たちが主催したものもありましたし、そうでないものもありましたが、長らく続けている間に「主催者や演奏者による言い訳の一切のない、全てをスルタノフのために実施するコンサートをしたい」という思いが生まれ、この Tribute to Sultanov コンサートを改めて企画しました。その第1回目が以下で、今から5年前になります。オールスルタノフレパートリで開催しましたが、スルタノフ弟のセルゲイ氏の友情出演も好評でした。

Tribute to Sultanov

このコンサートをきっかけに、当時モスクワ音楽院の学生だった今泉響平氏が、このコンセプトを引き継いだまま、第2回、第3回、第4回と、スルタノフのレパートリを紹介しながら、当時のファンの感動を呼び起こすコンサートを続けてこれたことは非常に幸運でした。
スルタノフの得意なロシアの作品やショパンの作品を、スルタノフの解釈にリスペクトを払いながら、見事に当時のスルタノフのコンサート会場の雰囲気を再現することが出来ました。

Tribute to Sultanov Vol.2
Tribute to Sultanov Vol.3
Tribute to Sultanov Vol.4

第5回は、スルタノフが敬愛したホロヴィッツにもスポットをあてたプログラムになっていますが、スルタノフの日本公演に通った人や、CDやYouTubeで演奏を楽しむ方々にも、きっと楽しんで頂けるコンサートになると思います。スルタノフやホロヴィッツに関係するお話などもしたいと思います。もちろん、スルタノフとホロヴィッツと言えば、というあの話もすることになるでしょう。
日曜日の夜ですが、是非遊びにいらして下さい。

Tribute to Sultanov Vol.5
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posted by Murakami at 16:22| Comment(2) | コンサート

2019年01月20日

デビュー公演について

以前、モーツァルトの K.382 の録音をご紹介しましたが、この曲目はスルタノフのデビューでもあります。

YouTube上に少年時代のスルタノフが演奏した録音がありましたので、それをご紹介したいと思います。


実はこの録音は、私もCDでご家族より、まだYouTubeが存在しなかった頃に頂きました。スルタノフのご家族は過去の録音をプライベートCD化されており、弟さんや奥様が配られています。私の手元には、両方の版があるのですが、奥様から頂いたCDの写真も折角ですのでご紹介したいと思います。

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ところで、スルタノフがこの曲でデビューしたのは 1977年5月であり7歳の時だったと知られていますが、このCDやYouTubeには8歳という記載があります。この5月のデビューについてご家族が録音を持っているのは間違いないのですが、この公開音源なのかどうかは定かではありません。おそらく、記載の誤りで、この録音は1977年5月の演奏、つまり7歳の時の演奏ではないかと思います。指揮者はV. A. Belenky.の可能性が高いと見ています。

この録音は現在デジタル化されて残されているスルタノフの録音の中で、最も古いもののはずです。まだナウモフ先生とは出会う前で、ポポヴィチ先生からたたき込まれたピアニズムと、持って生まれた音楽性のみで出来上がった演奏です。是非お楽しみ下さい。
posted by Murakami at 00:18| Comment(0) | コンサート

2018年12月23日

Tribute to Sutlanov Vol.5 のお知らせ

このたび、スルタノフ記念コンサートを実施することになりましたので、お知らせいたします。
過去に何度も実施している、「Tribute to Sultanov」シリーズですが、2019年はホロヴィッツ没後30周年、そしてスルタノフ生誕50周年でもあり、また主演のピアニスト今泉響平さんが、それにちなんだCDを発売される予定もあるため、それを記念する形でコンサートを開催します。スルタノフ編、ホロヴィッツ編満載の貴重なコンサートになると思いますので、スルタノフファンや今泉ファンはもちろんのこと、ホロヴィッツファンや、超絶技巧編曲ファン、ロシアピアニズム愛好家など、幅広いお客様に来て頂けると嬉しいです。

コンサート紹介ページ⇒http://www.alexeisultanov.jp/concert/20190331.html

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以下コンサートの詳細です。

公演タイトル:Tribute to Sultanov Vol.5 〜今泉響平 CD発売記念リサイタル〜
- ホロヴィッツ没後30周年・スルタノフ生誕50周年 -

日時: 2019年3月31日(日) 18:40 開場 19:00 開演
会場: MUSICASA(小田急線代々木上原駅 徒歩4分)
前売:3,000円 当日:3,500円 全席自由

出演
ピアノ:今泉 響平
トーク:村上 雄介

主催: アレクセイ・スルタノフ支援会
後援:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、響企画、MPM企画
チケット申し込み専用サイト:PC用 / Mobile用
お問い合わせ: concert@alexeisultanov.jp

■プログラム
F.シューベルト:4つの即興曲Op.90より第3曲 変ト長調
F.シューベルト:4つの即興曲Op.90より第4曲 変イ長調 (A.スルタノフ版)
F.リスト=V.ホロヴィッツ:ハンガリー狂詩曲第2番 S.244/2 (A.スルタノフ版)
F.リスト=V.ホロヴィッツ:巡礼の年報 第1年 「スイス」S.160より第6曲 「オーベルマンの谷」
F.リスト=V.ホロヴィッツ:2つの伝説 S.175より第2曲 「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」
M.ムソルグスキー=V.ホロヴィッツ:展覧会の絵

曲目・曲順が変更になる場合がございます。

(参考動画:リスト=ホロヴィッツ(スルタノフ編)を演奏する今泉氏)
posted by Murakami at 18:17| Comment(0) | コンサート