2019年10月06日

Sfogato国際音楽祭のご報告

先日、ポーランドのクラクフで開催されるSfogato国際音楽祭についてご紹介しました
こちらの音楽祭が、無事に終了しましたので、ご報告致します。

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今年は以下が音楽祭のテーマでした。
- ショパン没後170周年
- スタニスワフ・モニューシュコ生誕200周年
- クララ・シューマン生誕200周年
- グラジナ・バツェヴィチ生誕110周年、没後50周年
- アレクセイ・スルタノフ生誕50周年
そして、日本・ポーランド国交樹立100周年の記念にもなっています。

今年は、上記を記念するにあたり、以下のようなプログラムになりました。
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ポーランドを代表するスルタノフファンで、音楽祭の主催者でもある Marta Polanskaさん、Martaさんの弟で、ポーランドでもトップレベルのヴァイオリニストのMarekさん、また、スルタノフの弟の Sergei Sultanov などの面々が参加しました。

会場となった「Villa Decius」はショパンの弟子に関連するオーナーが所有しており、大変綺麗な建物です。
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スルタノフを記念して、弟のSergei氏が演奏しましたが、ポーランドのファン・日本のファン・そしてスルタノフの弟の3人で、ラフマニノフの6手連弾、ロマンスを演奏し、スルタノフの生誕50周年を記念するとともに、日本・ポーランド国交樹立100周年をお祝いしてきました。
たった数分の曲ですが、国籍もバラバラで初めて合わせる3人でしたので、前日2時間くらい集中的に練習し、本番はそこそこの出来になりました。

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会場には、鳴海和子様が描かれたスルタノフとショパンの絵も飾られ、お祝いに相応しい雰囲気になりました。
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来年は、スルタノフ没後15周年の記念イヤーでもあり、またスルタノフを記念する何かが出来そうな気がします。こちらも、また来年ご報告出来ると嬉しいです!
posted by Murakami at 23:22| Comment(5) | コンサート

2019年09月01日

スルタノフ生誕50周年記念コンサート 無事に終了しました

2019年8月31日、ルーテル市ヶ谷にて開催されたスルタノフ生誕50周年記念コンサートが無事に終了しましたので、ご報告申し上げます。

ルーテル市ヶ谷は大変美しい会場で、教会ならではの神聖な雰囲気もあり、ピアノも響きもよく、スルタノフの生誕50周年を記念するのに適切な会場でした。
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会場には、スルタノフ来日時の公演パンフレットやチラシ、雑誌の記事、世界中で行われた関連コンサートのプログラムやチラシ、など当会で保有する資料の展示を行いました。
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昼間は、7人の学生さんたちによって、スルタノフに捧げられる演奏が行われました。スクリャービン=スルタノフなど、スルタノフ編を含む、スルタノフのレパートリや、きっと好んだであろう曲目が豪華に並びました。
プログラムの最後には、スルタノフに大きく影響を受け、現在はモスクワ音楽院研究科で勉強されている山口紺碧さんが、この日スルタノフのために作られた新曲「《К Алёше(アリョーシャのために)》」を世界初演してくれました。

夜の部のプログラムには、この日のためにメッセージを送ってくれた、モスクワ在住のスルタノフの弟、Sergei Sultanovさん、ポーランドのクラクフ在住のスルタノフファンのMarta Polanskaさん、そして、モスクワ在住のスルタノフファンのMarina Larichevaの3名からのメッセージが掲載されました。あわせて、スルタノフの師匠、レフ・ナウモフ先生のレッスンを実際に受講した江本純子さんからの特別メッセージも掲載されました。
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会場では、スルタノフのCD販売に加え、出演者のCD販売も行われ、賑やかになりました。
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夜の部は、主催村上のスルタノフご紹介に始まり、江本 純子さんのラフマニノフ=ホロヴィッツ、そして、伊賀あゆみさん&山口雅敏さんのデュオの演奏が行われました。演奏後にはお二人のスルタノフの思い出トーク、さらには、スルタノフが録音したという尾崎豊のアルバムからのサプライズ演奏が行われました。
夜の部の後半は、日高志野さんのショパンとラヴェル。ラヴェルはこの日のために、スルタノフの演奏を想像しながら作られたというオリジナル版で、わかりやすいところでは半音階スケールの下降が3度で演奏されたり、と、思わず微笑みたくなったお客様もいらっしゃったと思います。次に、今泉 響平さんが、スルタノフレパートリのオンパレードで技巧あり爆音あり甘美ありで、ステージを大きく盛り上げました。後半最後に、江本さん、日高さん、今泉さんの3人に、楽曲の魅力やウズベキスタンについて、そしてスルタノフ家でのパーティなどについていろいろとお話頂き、より身近にスルタノフを感じられたかと思います。

ステージの最後は、伊賀さん、山口さんに再度ステージにご登場いただき、主催の村上と3人でアレクセイズ・ソングの6手連弾をしました。こちらは、ライブ・イン・リガにボーナス収録されたスルタノフ作の小品ですが、山口さんが魅力的に編曲して下さり感動的な作品になりました。
最後にステージで皆さん集合写真を撮りました。
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出演したピアニストはもちろんのこと、この場に参加して下さったお客様、そしてサポートして下さった世界中の皆さんのおかげで、素晴らしい演奏会になりました。この演奏会は日本だけでなく、世界から注目されており、それが成功に終わったことを大変嬉しく思います。
posted by Murakami at 21:50| Comment(9) | コンサート

2019年08月29日

スルタノフ生誕50周年記念コンサート 昼の部のご紹介

スルタノフ生誕50周年記念コンサートは、これまでご紹介してきた、スルタノフに関係するピアニストたちを集めた夜の部に加え、スルタノフを敬愛する学生を中心とした、バラエティ豊かな演奏会を昼に開催します。

その出演者と演奏曲目をご紹介します。
(曲目、曲順は変更の可能性があります)

12:30開場 13:00開演
Tribute to Sultanov 特別版
〜スルタノフ生誕50周年記念コンサート〜昼の部

1.円光門
ドビュッシー:《映像第1集》〈水の反映〉/ 〈運動〉
ショパン:《スケルツォ第3番 嬰ハ短調》作品39

2.細谷拓海
カリンニコフ:《悲しい歌 ト短調》 
ブルーメンフェリト:《24の前奏曲》作品17
第11曲〈アンダンテ・コン・モト ロ長調〉/ 第16曲〈アンダンテ・トランクィロ 変ロ短調〉

3.帆足海星
ショパン:《バラード第4番 へ短調》作品52 
ショパン:《ポロネーズ第6番 変イ長調〈英雄〉》作品53 

4.坂田梓
ラヴェル:《鏡》第4曲〈道化師の朝の歌〉

5.森大輔
リャプノフ:《ロシアの主題による変奏曲 嬰二短調》作品49 

6.奥野周平
ショパン:《3つの夜想曲》作品15 第2曲〈ラルゲット 嬰ヘ長調〉
スクリャービン/スルタノフ:《ピアノ・ソナタ第5番》作品53 

7.水村彰吾
ラヴェル:《夜のガスパール》
パデレフスキ:《ミセラネア》作品16 第4曲〈夜想曲 変ロ長調〉
パデレフスキ:《ポーランド舞曲集》作品9 第6曲〈ポロネーズ ロ長調〉
プロコフィエフ:《ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調》作品83 

8.山口紺碧
山口紺碧:《К Алёше(アリョーシャのために)》 ※世界初演 
ラフマニノフ/ホロヴィッツ/スルタノフ:《ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調》作品36 

チケットは当日券のみになります。
また、終演後は、そのまま会場内で夜の部までお待ち頂ける予定です。その間に、当会で保有するスルタノフ関連資料を展示致しますので、そちらなどをお楽しみ下さい。

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posted by Murakami at 21:49| Comment(0) | コンサート

2019年08月28日

スルタノフ生誕50周年記念コンサートのみどころ

いよいよ今週末に控えたスルタノフトリビュートコンサートですが、そのお楽しみポイントについて、簡単にご紹介したいと思います。チケットもまだございますので、この大変貴重な機会を是非ご体験下さい。

【スルタノフファン向け】
スルタノフトリビュートを意識して組み込まれたプログラム、そして、全ての演奏家はスルタノフの演奏に影響を受けた1流の音楽家で、これらを一度に聴けるのは世界中でも大変珍しい機会です。
会場にはスルタノフに関してこれまで私たちが収集したレアな資料を展示します!当会のメンバーも会場におりますので、スルタノフに関する疑問などを是非ぶつけてみて下さい。

【出演者のファン向け】
今回の出演ピアニストのファンの方々にとっても、今回の曲目は珍しいものとなる予定です。それぞれ30分程度たっぷり弾いて頂けますし、貴重なお話もして頂けるかもしれません!コンセプトのあるコンサートの面白さを楽しんで頂けると思います。

【ホロヴィッツが好きな方にも】
今回のプログラムには、「ホロヴィッツ編」がいくつか含まれます。ラフマニノフのソナタはスルタノフもよく演奏会で弾いていましたが、なかなかコンサートで聴けるものではありません。スルタノフがホロヴィッツを敬愛したように、今回の演奏家の多くもホロヴィッツに特別な思いを思っています。ホロヴィッツに関するCDを出版したり、また、ホロヴィッツにインスパイアされて新たな編曲を作ったり、また、ホロヴィッツの楽曲の採譜で世界的に有名な研究家もいます。
会場では、ホロヴィッツ編曲の詰まったCDの会場販売もありそうです。

【ロシアピアニズムが好きな方にも】
最近、ロシアピアニズムは大変注目されています。今回のチャイコフスキーコンクールでも、モスクワ音楽院の多くのピアニストが入賞を果たしました。
ロシアピアニズムの特徴は、研究者それぞれによって視点は違い、また教育の国際化によってナショナルスクールの特徴は少しずつ薄れていると言われていますが、ある論文によると Russian Piano School では以下の3点が特徴的と記載があります。
1. 長いメロディライン
2. 歌うような美音
3. 着実なテクニック
今回モスクワ音楽院で勉強したり、ロシアピアノ教育を研究したり、ホロヴィッツの影響を受けてその演奏を研究したり、と、出演するピアニストはロシアに近いベースを持っていて、そういう視点で見てみるのも興味深いと思います。

【ピアニストの聞き比べ】
通常のコンサートでは1人のピアニストを聴くことになりますが、今回のようなコンサートでは、複数人のピアニストを一斉に聴くことが出来ます。ピアノという楽器は、同じ楽器であっても、演奏者が異なると全然違う音色が出ますが、なかなかそれを実感できる環境というのはありません。ピアニストの音色、特徴を知るのは、言葉以上に難しいことですが、このような機会があると、聴き手としても耳を鍛える貴重な経験が出来て、より音楽を深く味わうことが出来るようになります。
1999年、スルタノフは、「クラシックはいかが」という特集コンサートの特別ゲストとして演奏しました。この時も、多くの聴衆が、スルタノフが奏でたショパンのソナタ3番の最初の1音を聴いて、ピアニストが持つ音色の違いに驚いたと言います。

【豪華な曲目】
今回、4組のピアニストそれぞれに、たっぷり30分弾いてもらうため、曲目も随分リッチになりました。特に、編曲ものなどは、なかなか普段聴けませんし、コンチェルトのカデンツァのみを、ソロとして演奏する機会もなかなかありません。さらには、演奏家による、この日のためのオリジナル編曲もあります。

コンサートのお申込みはこちらから受け付けております。
お申込み(PC)
お申込み(Mobile)
お問い合わせ: concert@alexeisultanov.jp

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posted by Murakami at 00:49| Comment(0) | コンサート

2019年08月26日

日本ウズベキスタン協会様のページに掲載して頂きました

8/31のスルタノフ生誕50周年記念コンサートについて、日本ウズベキスタン協会様トップページの「イベント詳細情報・活動報告」に掲載して頂きました。

日本ウズベキスタン協会

日本ウズベキスタン協会様のご協力に感謝申し上げます。上記イベントページには、興味深いイベントが多数掲載されていますので、是非ご覧になって下さい。
posted by Murakami at 18:24| Comment(0) | コンサート