2019年01月27日

ロシアピアニズムに関する本が出版されました

スルタノフと直接関係があるわけではありませんが、ロシアピアニズムに関連する本が発売されたため、ご紹介させて頂きます。本の中では、スルタノフファンとしては知っておくべき多くのことが書かれており、一読の価値があります。



著者の大野眞嗣先生は、これまでもご自身のブログで時々スルタノフのことをご紹介下さっています。例えば、最近ではスルタノフの発達した手についてを言及されています。

789.手を見ればわかる
792.焼き鳥かスルメか

また、スルタノフのご家族が来日されたときにも親睦を深めていらっしゃいます。

195.アレクセイ・スルタノフ夫人を迎えて
377.S.スルタノフ氏を迎えて

スルタノフを好きな皆さんは、その演奏であったり、生き様であったり、容姿であったり、いろいろなところに惹かれていると思います。例えば、超絶的なテクニックであったり、甘い歌いまわしであったり、大胆な解釈であったり、などファンの数だけ楽しむポイントがあるでしょう。
ロシアピアニズムという言葉は、スルタノフファンはもちろんのこと、ロシアのピアノ教育を受けたピアニストたちの素晴らしい演奏を思えば大変魅力的ですが、案外実体はわかりにくいものです。この本を読むことで、その詳細を知ることで、スルタノフを始めとする個々のピアニストのさらに深い真の魅力がわかるようになると思います。

スルタノフファンとして、ロシアピアニズムのエッセンスを学ぶことで、より深い理解を得られますが、それとは別に、この本ではスルタノフと関連深いピアニストたちの話題もあり、その点でも興味深いです。
例えば、ネイガウスは、スルタノフの師匠、レフ・ナウモフの師匠でありますが、ネイガウスに関連する話があり、また、そのナウモフ門下である、アンナ・マリコヴァ氏の話も含まれています。アンナ・マリコヴァはスルタノフと同じ、タマーラ・ポポヴィチ先生にタシケント時代に習っており、スルタノフにナウモフ先生を紹介した先輩でもあります。
さらに、マキシム・モギレフスキー氏の話も出ていますが、モギレフスキーも同じくナウモフ門下であり、スルタノフとは直接の交流があって仲良くしていました。
もちろん、スルタノフが敬愛し、最も影響を受けたホロヴィッツについても考察が書かれております。

これらを理解することで、スルタノフの音源を鑑賞することが、ますます楽しくなるはずです。専門的なことはわからない、という方もいらっしゃると思いますが、この本ではロシアピアニズムのエッセンスが素人にもわかりやすくまとめられているため、ご興味があれば是非ご一読下さい。
posted by Murakami at 20:22| Comment(0) | お知らせ

2019年01月02日

2019年、今年もどうぞよろしくお願いいたします

スルタノフブログを応援して下さっている皆様へ。
毎週このブログをお読み頂きまして、どうもありがとうございます。昨年より始めたこのブログですが、多くの方の応援によって1年間継続することが出来ました。

スルタノフは1969年生まれですので、2019年は生誕50周年となる記念すべき年でもあります。
私たちスルタノフ支援会も、それを盛り上げるために、このブログを書くことの他にも、スルタノフを深く知ってもらうための企画を実現していこうと思っています。

【コンサート企画(その1)】
今年の3月31日(日)には、以下のコンサートを開催する予定でいます。
Tribute to Sultanov Vol.5 〜今泉響平 CD発売記念リサイタル〜
スルタノフが得意としたホロヴィッツ編のレパートリを中心に、記念イヤーを盛り上げる熱いコンサートを目指します。チケットは現在予約開始しておりますので、お気楽にご連絡下さい。

【コンサート企画(その2)】
8月31日(土)には、都内でスルタノフ生誕50周年を記念するコンサート・イベントを開催したいと検討中です。スルタノフに関連するピアニストによる、ガラコンサートにしたいと考えています。
詳細はいずれこのブログでもご紹介したいと思いますが、もしご興味がある方は手帳に日程を記載しておいて頂けるとありがたいです。

【ファンの交流会】
以前はやっていたのですが、コンサートとは別に、ファンが交流できる場をまた作ろうか、とも考えています。もし希望される方が多ければ前向きに検討してみようと思いますので、お声をかけて下さい。
実施する場合は、8月中にやりたいと考えています。

【スルタノフに関する質問募集】
スルタノフについて、こんなことを知りたい、というのがあれば、ゴシップ的な話から、専門的な話まで何でもお問い合わせ下さい。もちろん私たちが回答出来ないことはたくさんありますが、ご家族などに確認することは出来ます。
どういう幼少期を過ごして、どのような練習をするとああいうピアニストが出来るのか、など、少しずつ解明していきたいと思います。


スルタノフが最後に来日したのは1999年ですので、今年は生演奏を最後に聞いてから20年がたつことになります。昨年もいろいろな方とお話をさせて頂きましたが、スルタノフを知っている、覚えているという方も多いですし、中には、1995年のショパンコンクールを現地で聞いたという方とまでお会いすることが出来ました。予選で弾いたワルツ1番を今でもよく覚えています、と幸せそうにおっしゃってくれて、こちらも嬉しい思いでした。

メモリアルイヤーとなる今年も、引き続きまして応援をどうぞよろしくお願いいたします。
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posted by Murakami at 16:08| Comment(0) | お知らせ

2018年05月01日

スルタノフに関する情報提供のお願い

いつも、アレクセイ・スルタノフホームページをご覧頂きありがとうございます。

アレクセイ・スルタノフ支援会では、少しでもスルタノフが活動してきた内容を記録しようと思い、情報を集めていますが、出来れば貴重な経験をされている皆様に、過去のデータなどご協力頂けたらありがたいと思い、以下の「情報協力の依頼」ページを作成しました。

情報協力の依頼

もし眠っている何かがあれば、お知らせ頂けるとありがたいです。

また、今後スルタノフ生誕50周年となる2019年に向けて、活動を協力して下さる有能なメンバーを募集しています。何か手伝えることがありそうかな、と思いましたら、是非お声かけ頂けるとありがたいです。
posted by Murakami at 22:59| Comment(0) | お知らせ

2018年01月07日

ブログ開設およびホームページリニューアルのお知らせ

このたび、長年運用してきたアレクセイ・スルタノフホームページをリニューアルし、あわせて公式ドメインを使ってブログを開始することにしました。ブログとしては、個人ブログが今まで兼任していましたが、より位置づけを明確にするために、日本アレクセイ・スルタノフ支援会の公式ブログとして投稿していきたいと思います。それほど頻繁に情報が出てくるわけではないと思いますが、主要な情報を見逃すことのないよう、タイムリーに投稿してきたいと思います。

スルタノフのホームページのほうも、現在、過去の来日情報やコンクール情報、CD情報など可能な限りを共有出来るようにしてありますが、もし共有可能な情報などお持ちの方がいらっしゃればお知らせ下さい。細かい部分も含めて、さらに充実させていく予定です。
URLはこれまでと変わらず以下になりますので、ブックマークをお願いいたします。
http://www.alexeisultanov.jp/index.html
posted by Murakami at 21:42| Comment(0) | お知らせ