今日も、タミーラ・サリムジャーノワ先生と、ショパンのバラード1番を勉強していたのですが、その中で速いパッセージをどう練習するかについての話が出てきて、まずは前回書いた「途中停止法」で練習するといいわよ、という話が出てきました。八分音符6つをひと固まりで、1つめの音から、6つめの音まで6通りの練習方法があります。前回書いたブログ記事を思い出しました。
さらに、今日教えて頂いた新技は、重音を2回弾くという方法です。
例えば以下の楽譜の赤く囲った部分は重音ですが、重音を弾いた直後にCの音をもう一回弾きます。
(CG)-C-B♭-D (B♭F#)-B♭-A-D という風に弾きます。
次のフェーズでは、重音の下を2回弾きます。つまり(CG)-G-B♭-D (B♭F#)-F#-A-D という風に弾きます。
![ballade1-1.jpg](http://ymtokyo.sakura.ne.jp/sblo_files/alexeisultanov/image/ballade1-1-thumbnail2.jpg)
この方法も、ポポヴィチ先生直伝だそうで、退屈だけど効果があるわよ、と教えて頂きました。明日から私もやってみたいと思います。
スルタノフも幼少期にこのような練習をしたのか気になりますね。
タミーラ先生の素敵なショパンバラード1番の演奏はこちらです。