2019年12月18日

音源を判定する

先日YouTubeを歩き回っていると、ふと以下の録音を見つけました。



この録音、確かに2ページ目のところで、スルタノフの有名な内声弾きを行っているのですが、何回聞いても、私にはどうもスルタノフが弾いている気がしません。
そもそも情報として、1989年に17歳ではないというのもありますし、"SUPER RARE"としているのも怪しいです。

一方で、こちらはスルタノフが演奏した録音です。

もちろんライブの熱気もありますが、スルタノフらしい躍動感やリズムの取り方にあふれていると思います。

ふと気になって、詳しそうなロシア人2名に聞いてみましたが、彼らもスルタノフの録音ではない、といいます。
皆さんはどのように思いますか?お時間があったら、上の2つを聞いてみて下さい。
posted by Murakami at 21:36| Comment(3) | 演奏
この記事へのコメント
こんにちわ。

このスクリャービン…あたしも村上さんの思う通り、別人の演奏かな?って思います。
年齢が違うのもそうですが
全体の演奏の雰囲気がそもそも違うというか、バランスが違うというか…
拍の取り方とか左のバスの特徴も最後のコーダも…
どうでしょう??
Posted by ひな at 2019年12月21日 18:29
先程チャイコフスキーの時の演奏も
聞き返してみましたが
やっぱり、違う印象です。。。
Posted by ひな at 2019年12月21日 18:38
ありがとうございます!他にもご意見を頂き、私もその後何回か聞いたのですが、やはりこれは違いそうですね。
スルタノフ自身も弾き方が多少年齢と共に変わるところもあるでしょうが、それでも、まず音楽の作り方の雰囲気が違うかなと思います。最後のコーダなどはわかりやすい例ですね!
Posted by Murakami at 2019年12月21日 20:53
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