その中で、旧ソ連時代のポスターで大変貴重なものが出てきましたので皆様にご紹介します。

これは、1982年10月30日のコンサートのポスターです。スルタノフ少年は13歳だったことでしょう。
場所は現在のサンクトペテルブルクにあたる、レニングラードのレニングラード・フィルハーモニーの大ホールになります。指揮は、Zahid Khaknazarov、オーケストラはウズベキスタン交響楽団と共に、ショパンのピアノ協奏曲第2番 Op.21が演奏されました。
この日の録音は残されてはいないものの、若い頃に録音したコンチェルトの2番は多少記録があり、このポスターも当時のレパートリの1つにショパンの2番があったことを示すものになります。
なおセルゲイ氏の証言によると、ショパンの1番も子供の頃に勉強したかもしれないが、とのことでしたが、残念ながらこのポスターでの演奏は2番でした。
スルタノフのショパンのコンチェルトの2番と言えば、何といってもショパンコンクールのファイナルにおける名演です。是非あわせて演奏を聞きながら、ポスターを眺めてみて下さい。
なお、ロシア語でスルタノフは「СУЛТАНОВ」と綴ります。
こんな幼少時代からショパンコンチェルト2番を演奏してたんですね。
だからこそのショパコンでの完成された
2番なのですね。
スルタノフの一番も聴いて見たかったですね。でも、スルタノフの音は2番の方が合っているかな。って思います。
幼少時代の華麗なる大円舞曲も拝聴しました。その時もその年齢での演奏として
素晴らしかったのですが、成熟期のワルツはテクニック、表現力ともに格段に上がっていて。そのように聴きくらべることが出来るのも楽しみの一つです。
ショパンの2番はスルタノフの演奏によって、よりその楽曲の魅力が明らかになったところがありますね!
そうはいっても私も1番聞いてみたいです。録音予定はあったらしいので、残念でした。
表現力の成長とその比較もまた興味深いですね!
最近ハーモニーさんがYouTubeでアップしたスルタノフ氏の音源に
1982年のショパンコンチェルト2番を
見つけました。テンポはショパンコンの時
よりゆっくりですが、それでも素晴らしい
演奏でした。この当時から、かなり完成されてます。
最近、幼少期の録音のアップロードがはやっているようです。
仰る通り、成熟してからの演奏と違うところもありますが、この頃から驚くほど完成されていると私も思います!
そうですょね。最近幼少期というかの
10代前半の頃の音源を次々にUPされてますね。ラフマニノフコンチェルト2番や
ショパン木枯らしのエチュードとか。
えーっ!!この年齢でもうこんな感じで
弾けてたんだ!っと、そんな感激を味わっています^_^
木枯らしのエチュードは、本当によくぞ記録が残っていた、という貴重な録音ですね!願わくば、本格デビューしてから一度くらい弾いて欲しかったです!