2019年08月28日

スルタノフ生誕50周年記念コンサートのみどころ

いよいよ今週末に控えたスルタノフトリビュートコンサートですが、そのお楽しみポイントについて、簡単にご紹介したいと思います。チケットもまだございますので、この大変貴重な機会を是非ご体験下さい。

【スルタノフファン向け】
スルタノフトリビュートを意識して組み込まれたプログラム、そして、全ての演奏家はスルタノフの演奏に影響を受けた1流の音楽家で、これらを一度に聴けるのは世界中でも大変珍しい機会です。
会場にはスルタノフに関してこれまで私たちが収集したレアな資料を展示します!当会のメンバーも会場におりますので、スルタノフに関する疑問などを是非ぶつけてみて下さい。

【出演者のファン向け】
今回の出演ピアニストのファンの方々にとっても、今回の曲目は珍しいものとなる予定です。それぞれ30分程度たっぷり弾いて頂けますし、貴重なお話もして頂けるかもしれません!コンセプトのあるコンサートの面白さを楽しんで頂けると思います。

【ホロヴィッツが好きな方にも】
今回のプログラムには、「ホロヴィッツ編」がいくつか含まれます。ラフマニノフのソナタはスルタノフもよく演奏会で弾いていましたが、なかなかコンサートで聴けるものではありません。スルタノフがホロヴィッツを敬愛したように、今回の演奏家の多くもホロヴィッツに特別な思いを思っています。ホロヴィッツに関するCDを出版したり、また、ホロヴィッツにインスパイアされて新たな編曲を作ったり、また、ホロヴィッツの楽曲の採譜で世界的に有名な研究家もいます。
会場では、ホロヴィッツ編曲の詰まったCDの会場販売もありそうです。

【ロシアピアニズムが好きな方にも】
最近、ロシアピアニズムは大変注目されています。今回のチャイコフスキーコンクールでも、モスクワ音楽院の多くのピアニストが入賞を果たしました。
ロシアピアニズムの特徴は、研究者それぞれによって視点は違い、また教育の国際化によってナショナルスクールの特徴は少しずつ薄れていると言われていますが、ある論文によると Russian Piano School では以下の3点が特徴的と記載があります。
1. 長いメロディライン
2. 歌うような美音
3. 着実なテクニック
今回モスクワ音楽院で勉強したり、ロシアピアノ教育を研究したり、ホロヴィッツの影響を受けてその演奏を研究したり、と、出演するピアニストはロシアに近いベースを持っていて、そういう視点で見てみるのも興味深いと思います。

【ピアニストの聞き比べ】
通常のコンサートでは1人のピアニストを聴くことになりますが、今回のようなコンサートでは、複数人のピアニストを一斉に聴くことが出来ます。ピアノという楽器は、同じ楽器であっても、演奏者が異なると全然違う音色が出ますが、なかなかそれを実感できる環境というのはありません。ピアニストの音色、特徴を知るのは、言葉以上に難しいことですが、このような機会があると、聴き手としても耳を鍛える貴重な経験が出来て、より音楽を深く味わうことが出来るようになります。
1999年、スルタノフは、「クラシックはいかが」という特集コンサートの特別ゲストとして演奏しました。この時も、多くの聴衆が、スルタノフが奏でたショパンのソナタ3番の最初の1音を聴いて、ピアニストが持つ音色の違いに驚いたと言います。

【豪華な曲目】
今回、4組のピアニストそれぞれに、たっぷり30分弾いてもらうため、曲目も随分リッチになりました。特に、編曲ものなどは、なかなか普段聴けませんし、コンチェルトのカデンツァのみを、ソロとして演奏する機会もなかなかありません。さらには、演奏家による、この日のためのオリジナル編曲もあります。

コンサートのお申込みはこちらから受け付けております。
お申込み(PC)
お申込み(Mobile)
お問い合わせ: concert@alexeisultanov.jp

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posted by Murakami at 00:49| Comment(0) | コンサート
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