2019年05月12日

「スルタノフ版」入りのCD発売のお知らせ

以前、「スルタノフ編を弾くピアニスト」というタイトルで、スルタノフに影響されて演奏する現代ピアニストの紹介をしました。

当会で主催する「Tribute to Sultanov」コンサートシリーズにも出演する、スルタノフ研究を専門とするピアニストの今泉響平さんですが、最近オフィシャルページの作成にあわせて、CDもインターネットで購入できるようになっています。

Discography - 今泉響平OFFICALSITE

特にスルタノフファンにとっては、
- ラフマニノフ=ホロヴィッツ(スルタノフ版):ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36
- リスト=ブゾーニ=ホロヴィッツ(スルタノフ版):メフィストワルツ第1番 「村の居酒屋での踊り」S.514

の2曲が興味深いです。例えばメフィストワルツの例のところは、3度で演奏されているか、など、是非お手にとって確認してみて下さい。

これまで、何名かのピアニストによって、「スルタノフ編」とよばれる作品が演奏されてはきましたが、このように録音という形でリリースされるのは、本人以外でも世界で最初ではないかと思います。

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posted by Murakami at 11:49| Comment(0) | お知らせ
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