昨年末に発売されたムック本「最新ピアノ&ピアニスト」に、スルタノフは今回も掲載されています。
5年に一度くらい出版されるこの本ですが、今回は、ナウモフクラスを長年研究されている上田弘子先生がスルタノフの項目を執筆して下さいました。演奏家としての話だけでなく、そのレッスンにも触れて下さっています。
スルタノフはもちろん演奏家として活動していたわけで、どこかの音楽院で指導をしていたわけではないですが、マスタークラスは行っていたようです。そのことについてわかるのが、やはり上田弘子先生が執筆された、こちらの本です。
残念ながら、スルタノフが行ったマスタークラスの内容に関する記録というのは、少なくともインターネット上にはほぼ存在せず、私も「そういう瞬間があった」という数秒程度の動画断片を見たことがあるくらいです。かつて、スルタノフの弟のセルゲイ氏にこのことについて問い合わせてみたことはあったのですが、「実家のどこかに、ひょっとしたらビデオが残っているかもしれないけれども・・・・」という答えでした。残っていて、無事に発掘されることを祈りましょう!
レッスンも、録音・録画をしておかなければ、なかなか断片的なことさえ思い出すのも難しいかもしれませんが、受講されたり聴講するなど、立ち会われた方から、ちょっとした思い出なんかが出てくると未来の音楽家には嬉しいですね。
2018年01月08日
最新ピアノ&ピアニストにて紹介されています
posted by Murakami at 21:47| Comment(0)
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