仙台にて開催された「第9回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門」で、ロシアから出場されたエリザヴェータ・ウクラインスカヤさんが第1位、アレクサンドル・クリチコさんが第2位を受賞されました。
実はこのお二人は、私たちスルタノフファミリーのメンバーであり、過去にモスクワで、スルタノフの記念コンサートにて演奏されたことがあり、スルタノフに対するリスペクトのメッセージも残されています。
今回のお二人の入賞を、とても嬉しく思います。モスクワでこのコンサートの企画に携わったマリーナさんも、お二人の活躍を大変喜んでいます。
マリーナさんの呼び方にならい、親しみを込めて、このブログでは、リーザさん、サーシャさんと呼ばせて頂きます。
過去のお二人のコンサートでの活躍記事を紹介します。かつてこのように紹介したピアニストが日本で活躍されたことをとても嬉しく思います。
モスクワで開催されたスルタノフの記念コンサートのご紹介(2021/9/20)
モスクワで行われたスルタノフ記念コンサート(2023/12/3)
コンクールでは、1次予選が35分程度のソロ。セミファイナルはモーツァルトの協奏曲、ファイナルは、モーツァルトともう1つ協奏曲を演奏されました。
全ての演奏はアーカイブに残りますが、ファイナルの演奏のアーカイブをご紹介させて頂きます。
優勝されたリーザさんは、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏されました。
2位のサーシャさんは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏されました。カデンツァはOssiaです。
いずれも素晴らしい演奏だと思います。
2人とも日本は初めてではなく、招待コンサートで来日したことがあります。リーザさんは、横浜市招待国際ピアノ演奏会で、サーシャさんは、ロシア文化フェスティバルのイベントで来られています。今後も入賞者演奏会などで様々な機会で来日されると嬉しいです。
今回、お二人とも仙台の会場でお話する機会がありました。1次予選の発表の前でしたが、2人とも笑顔で会話に応じて下さいました。本当は、帰国までの時間で予定があえば、以前アンドレイ・デニセンコ氏のために開催したように、ミニコンサートなり、もしくはマスタークラスでも、交流会でも、飲み会でも、何かが出来ればと思っていましたが、お二人が幸いにもファイナルまで進まれて、その後はすぐに帰国されますので、今回は実現ならずでした。また機会があれば、私たちスルタノフファミリーとしても、お祝いのイベントが出来ればと思います。
2025年06月28日
仙台国際音楽コンクールのピアノ部門で、スルタノフファミリーが第1位、第2位を受賞
posted by Murakami at 23:27| Comment(0)
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