もう4年前ですが、シューベルトの即興曲を題材に、ポポヴィチ先生のテクニック練習法の記事を書きました。
今日も、タミーラ・サリムジャーノワ先生と、ショパンのバラード1番を勉強していたのですが、その中で速いパッセージをどう練習するかについての話が出てきて、まずは前回書いた「途中停止法」で練習するといいわよ、という話が出てきました。八分音符6つをひと固まりで、1つめの音から、6つめの音まで6通りの練習方法があります。前回書いたブログ記事を思い出しました。
さらに、今日教えて頂いた新技は、重音を2回弾くという方法です。
例えば以下の楽譜の赤く囲った部分は重音ですが、重音を弾いた直後にCの音をもう一回弾きます。
(CG)-C-B♭-D (B♭F#)-B♭-A-D という風に弾きます。
次のフェーズでは、重音の下を2回弾きます。つまり(CG)-G-B♭-D (B♭F#)-F#-A-D という風に弾きます。
この方法も、ポポヴィチ先生直伝だそうで、退屈だけど効果があるわよ、と教えて頂きました。明日から私もやってみたいと思います。
スルタノフも幼少期にこのような練習をしたのか気になりますね。
タミーラ先生の素敵なショパンバラード1番の演奏はこちらです。
2024年04月16日
ポポヴィチ先生の練習方法その2
posted by Murakami at 00:32| Comment(0)
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2024年04月11日
スルタノフの凄さとは
今度7/28のスルタノフ記念コンサートでも演奏する予定であるピアニストの山口紺碧さんが、ご自身のYouTubeチャンネル「アーニャちゃんねる」で、スルタノフの凄さについて語ってくれています。
スルタノフの凄さは、わかりやすいところで、速度や重音、オクターブなどの技術や、ダイナミックレンジ、美音、爆音、そして表現力など、人によって言うところが違うでしょうね。
是非、山口さんの視点をお楽しみ下さい。
山口さんは、今度スルタノフの記念コンサートでも演奏者として出演されるわけですが、このように演奏者自らが語ってくれるのは嬉しいですね。モスクワのコンサートでもそうでしたが、出演者からのリスペクトが感じられるコンサートであることを嬉しく思います。
そういえば以前ポポヴィチ先生も仰っていましたが、「恐れを知らない」というところも、スルタノフの凄さの1つですね。皆さんはいかがでしょうか!?
スルタノフの凄さは、わかりやすいところで、速度や重音、オクターブなどの技術や、ダイナミックレンジ、美音、爆音、そして表現力など、人によって言うところが違うでしょうね。
是非、山口さんの視点をお楽しみ下さい。
山口さんは、今度スルタノフの記念コンサートでも演奏者として出演されるわけですが、このように演奏者自らが語ってくれるのは嬉しいですね。モスクワのコンサートでもそうでしたが、出演者からのリスペクトが感じられるコンサートであることを嬉しく思います。
そういえば以前ポポヴィチ先生も仰っていましたが、「恐れを知らない」というところも、スルタノフの凄さの1つですね。皆さんはいかがでしょうか!?
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2024年04月06日
Tribute to Sultanov ‘24 コンサートのお知らせ
2022年には、ピアニストの山口紺碧さんと一緒に、記念コンサートを開催することが出来ましたが、今年も良いお話をさせて頂くことが出来て、またこの2人で、スルタノフを記念するコンサートを開催することになりました。
Tribute to Sultanov ‘24 〜山口紺碧 & 村上雄介 ジョイントコンサート〜
いつもはスルタノフの誕生日である8月7日を意識して開催していますが、今回は少しコンセプトを変えて、7月28日に開催することにしました。これは、スルタノフがホロヴィッツに出会った日、1989年7月27日を意識して、今年はそこから35周年ということにフォーカスしてみます。
スルタノフがホロヴィッツに出会った日については、このブログでもいくつか記事を書きました。この日は、2人で連弾をしたという話もあり、シューベルトの幻想曲を弾いたと伝えられています。
そんな背景から、今回私たちは、シューベルトの幻想曲にチャレンジしてみたいと思います。その他、スルタノフ・ホロヴィッツを思い出すような曲目を並べてみました。アーニャちゃんと私は、一緒にスルタノフの家でプロフをご馳走になった仲であり、記念となるコンサートを一緒に出来ることが嬉しいです。
いつも通り、手持ちの資料を並べたり、エピソードをご紹介したりしながら、お客様と楽しい時間を共有したいと思います。
よろしければ是非皆さん遊びに来て下さい。
日時: 2024年7月28日(日) 13:30 開場 14:00 開演
会場: hall60(ホールソワサント)(明治神宮前[原宿]駅 徒歩5分)
チケット:【前売】1枚3000円、【当日】3500円 全席自由
出演
ピアノ:山口 紺碧(Ao Yamaguchi)
ピアノ:村上 雄介(Yusuke Murakami)
主催: アレクセイ・スルタノフ支援会, AnyaPlus
後援:ユーラシア交流支援センター、くらしき作陽大学、くらしき作陽大学鶴声会(同窓会)、国立音楽大学附属高等学校同窓会
チケット予約: こちらから受け付けております。
お問い合わせ: aoyamaguchi.pf@gmail.com
Tribute to Sultanov ‘24 〜山口紺碧 & 村上雄介 ジョイントコンサート〜
いつもはスルタノフの誕生日である8月7日を意識して開催していますが、今回は少しコンセプトを変えて、7月28日に開催することにしました。これは、スルタノフがホロヴィッツに出会った日、1989年7月27日を意識して、今年はそこから35周年ということにフォーカスしてみます。
スルタノフがホロヴィッツに出会った日については、このブログでもいくつか記事を書きました。この日は、2人で連弾をしたという話もあり、シューベルトの幻想曲を弾いたと伝えられています。
そんな背景から、今回私たちは、シューベルトの幻想曲にチャレンジしてみたいと思います。その他、スルタノフ・ホロヴィッツを思い出すような曲目を並べてみました。アーニャちゃんと私は、一緒にスルタノフの家でプロフをご馳走になった仲であり、記念となるコンサートを一緒に出来ることが嬉しいです。
いつも通り、手持ちの資料を並べたり、エピソードをご紹介したりしながら、お客様と楽しい時間を共有したいと思います。
よろしければ是非皆さん遊びに来て下さい。
日時: 2024年7月28日(日) 13:30 開場 14:00 開演
会場: hall60(ホールソワサント)(明治神宮前[原宿]駅 徒歩5分)
チケット:【前売】1枚3000円、【当日】3500円 全席自由
出演
ピアノ:山口 紺碧(Ao Yamaguchi)
ピアノ:村上 雄介(Yusuke Murakami)
主催: アレクセイ・スルタノフ支援会, AnyaPlus
後援:ユーラシア交流支援センター、くらしき作陽大学、くらしき作陽大学鶴声会(同窓会)、国立音楽大学附属高等学校同窓会
チケット予約: こちらから受け付けております。
お問い合わせ: aoyamaguchi.pf@gmail.com
posted by Murakami at 22:09| Comment(0)
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