2022年08月07日

Tribute to Sultanov '22 を開催しました

本日、多くの皆様に応援を頂き、無事にコンサートが終了しました。

会場に来ていただいた皆様はもちろんのこと、遠く海外からもたくさんの応援メッセージを頂くことが出来ました。このような国際情勢の中で、この8/7という日が、世界中のスルタノフファンにとっての記念日となっており、心を1つにしてお祝いすることが出来る、というのをとても嬉しく思います。

コンサートでは、アメリカ国籍取得式典の話や、ホロヴィッツのコンサートの話、ショパンコンクールの話、モスクワでのご自宅パーティの話、さらにはモスクワ音楽院のお話など、エピソードを交えつつ、関連する曲などを演奏させて頂きました。
アンコールとして、Happy Birthdayを演奏出来たのも嬉しかったです。

会場ではいつもの通り、関連する資料を展示させて頂きました。数量限定発売となったロシア語でのスルタノフの書籍も皆様にご紹介させて頂くことが出来ました。

お仲間に撮って頂いた写真のいくつかをご紹介します。
終演後の写真。ピアニストの山口紺碧さんと一緒に。
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チェリーホールのピアノ。スタインウェイで美しい音のピアノでした。
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当日会場でご紹介した資料1:
いろいろな方からご協力を頂き、資料も日本公演のものから、ロシアやポーランドでの貴重なものまで、いろいろと展示させて頂いています。
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当日会場でご紹介した資料2:
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posted by Murakami at 22:44| Comment(0) | コンサート

2022年07月30日

来週はいよいよTribute to Sultanov‘22開催です

先日当ブログでご紹介した、Tribute to Sultanov‘22 コンサートですが、いよいよ来週の開催となりました。
東京でもここのところ感染者が増えており心配しておりますが、距離を取って頂きながら、開催させて頂こうと思います。もともと最大20席としておりますが、お席はまだ空きがありますので、ご興味があれば是非ご連絡を下さい。

Tribute to Sultanov ‘22 〜山口紺碧 & 村上雄介ジョイントコンサート〜

今月に入り、紺碧さんと何度も合わせ練習などを重ねており、来週の本番に向けて少しずつ仕上がってきました。ここで折角ですので、見どころなど、軽くご紹介したいと思います。

まずは、スルタノフの録音が残る曲目からは、スクリャービンです。
こちらはスクリャービンのソナタ5番。当日は紺碧さんが演奏されます。
1996年のワルシャワ公演からですが、すごい演奏ですね。そして投稿から11年もたっていますが、まだまだロシア語でコメントが付いていて、ロシアのファンからいつまでも愛されているのがよくわかります。



こちらは、スクリャービンのエチュードの Op.8-12。楽譜が読める人向けに、楽譜とあわせた動画をご紹介します。内声の強調が有名ですし、コメントも盛り上がっていますが、他の部分も見どころ多数だと思います。当日は紺碧さんが演奏されます。


スクリャービンのプレリュード Op.16-4はとても小さく、美しい曲です。多くのアマチュアの方にとっても手が出る曲だと思います。スルタノフが弾いた記録は少ないと思いますが、1994年のフロリダ公演の貴重な録音が残っていました。


ショパンのノクターン13番は、ショパンコンクールの2次予選で演奏されました。日本公演でも弾いています。村上が演奏します。


さて、スルタノフは演奏を残していませんが、スルタノフの人生の中でも特別貴重な1日と言える、1986年のモスクワ公演で、ホロヴィッツがコンサートの最初に弾いたのがこのスカルラッティのソナタです。当時学生で、ロマンティックな出会いをしたスルタノフ夫妻は、どんな気持ちでこの演奏を聞いていたのでしょうか。当日は村上が演奏します。


そして連弾です。
以前、こんなブログを投稿したことがありました。
スルタノフ兄弟の連弾
ここにも書きましたが、ラヴェルのマ・メール・ロワを、アレクセイ&セルゲイ兄弟は自宅で楽しんだことがあるようです。どのようなものだったのでしょうか。

そして、コンサートの最後には、チャイコフスキーのくるみ割り人形から、抜粋で、「行進曲」「金平糖の踊り」「ロシアの踊り」「あし笛の踊り」「花のワルツ」を演奏します。
この曲は、私たちが1番最初に実施したコンサート、2008年のオマージュ・ア・スルタノフで、伊賀あゆみさんと山口雅敏さんが演奏されました。私と紺碧さんもそれに続きたいと思います。

さて、案内には、上記の曲目を記載しておりましたが、当日は、もう少し曲を演奏しようと思います。
皆さんは、"America the Beautiful"というアメリカの愛国歌をご存じでしょうか。
スルタノフ夫妻は、アメリカ国籍取得を記念したイベントで、この曲を2人で連弾しました。実はその録音も残っていて、一時は公開されていました。通常は4拍子で演奏されるものですが、3拍子にアレンジされたものであったと記憶しています。
曲はこんなかんじですが、アレンジされた連弾版をお届けできればと思います。


その他、もう少しご来場の皆様に喜んで頂けるよう、もう何曲か演奏すると思います。
会場でも資料展示をしたり、少し変わったお話をしてみたり、皆様と楽しい時間を過ごせるよう、準備を進めて行きたいと思います。お会い出来ることを楽しみにしております。
posted by Murakami at 23:07| Comment(0) | コンサート

2022年06月18日

Tribute to Sultanov ‘22 コンサートのお知らせ

ここ数年ほどコンサートやイベントの開催を実施しておりませんでしたが、これまでもモスクワ方面では何らかのイベントが開催されていたようです。
今年の 8月7日は折角の日曜日ということもあり、とても小さな形ではありますが、ピアニストの山口紺碧さんと一緒に、記念コンサートを開催したいと思います。

Tribute to Sultanov ‘22 〜山口紺碧 & 村上雄介 ジョイントコンサート〜

山口さんは、アーニャさんとしても知られていますが、モスクワ音楽院で勉強された後帰国して活動しています。ロシアでは、私と一緒にスルタノフ家に遊びに行ったこともあり、ご家族にもご挨拶してきました。

今回は小さいサロンでの開催になりますが、ピアノソロや連弾と共に、関連するエピソードのご紹介など、楽しいひと時にしたいと思います。出来れば貴重な資料の一部も会場にお持ちしたいと思います。

よろしければ是非皆さん遊びに来て下さい。

日時: 2022年8月7日(日) 13:40 開場 14:00 開演
会場: すみだチェリーホール(錦糸町駅 徒歩13分)
チケット:2,000円 全席自由

出演
ピアノ:山口 紺碧(Ao Yamaguchi)
ピアノ:村上 雄介(Yusuke Murakami)

主催: アレクセイ・スルタノフ支援会
後援:MPM企画
チケット予約: bit.ly/as20220807

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posted by Murakami at 14:25| Comment(0) | コンサート

2022年02月15日

1985年英雄ポロネーズの動画が発見されました

またまた、これまで目にすることがなかったスルタノフの新しい動画が発見されました。
今回の動画は、1985年1月10日、モスクワの Ostankino Concert studioで行われたコンサートからです。
この時、モスクワ音楽院中央音楽学校の9年生、ナウモフクラスの生徒として、おそらくこのコンサートのオープニングとして演奏しています。
曲目はショパンの英雄ポロネーズです。


さて、スルタノフはショパンコンクールや、日本公演においてこの曲の録音を残していますが、それらとはまた違う演奏になっています。1985年といえばスルタノフはショパンコンクールのソ連代表の1人として選定されていたものの、年齢制限で出場出来なかったという話もありました。この演奏の数か月後に、そういう話もあったのかと思います。

是非この貴重な演奏をお楽しみ下さい!
posted by Murakami at 22:16| Comment(0) | 演奏

2021年11月14日

スルタノフの新しいインタビュードキュメンタリーが公開されました。

「7歳にしてアリョーシャは天才だった」というタイトルで、スルタノフの新しい動画が公開されました。
これは、インタビューベースのドキュメンタリーとなっています。インタビューアーのElena Pogrebizhskayaさんは、YouTubeで35万人の登録者を持つロシアのジャーナリスト、ディレクター、脚本家で、ロシアTVアカデミーのメンバーでもあります。Elenaさんがスルタノフの弟、Sergei Sultanovさんにインタビューをしています。
全編ロシア語ではありますが、YouTubeの自動翻訳や映像などを見ればロシア語がわからなくても多少理解が出来ますし、未公開映像と思われる貴重なものもあるので、是非ご視聴してみて下さい。



おおまかな内容:
若き天才
- (Sergei氏にとって) Alexeiは天才であったといえるか → 3歳にして天才だったのでは 
- 9歳の頃のインタビュー(ウスペンスキー音楽学校で学びモーツアルトの協奏曲を弾いたなど)
- ポポヴィチ先生の話
- 中央音楽学校へ行き、家族でモスクワに引っ越した話
- 以前のTVでのドキュメンタリーと、ラフマニノフの協奏曲2番

チャイコフスキーコンクールと骨折
- 1986年のチャイコフスキーコンクールの話
- 小指を骨折した話
- 審査員が彼の小指を理由に本選に選ばなかったという話
- 1986年のドキュメンタリーより(レッスンやスケルツォ2番、舞台裏のナウモフ夫妻)
- ショパンのソナタ3番の3章の練習シーン(壁には、Sultanov というコンサートポスター)

喝采
- 過去のインタビュー
- ドイツのコンサート主催者との出会い
- クライバーンコンクールへの参加
- ホロヴィッツのモスクワコンサートでの出来事
- テコンドー、ヘリコプターや船の運転に挑戦した話、バンジージャンプの映像
- 日本のファンの話(何と当ブログや、ホームページが紹介されています)
- 日本人は彼の完璧さと誠実なところが好きなのではないか(Sergei氏の意見)
- 1999年の日本公演時のNHKインタビュー
- 1995年のショパンコンクール時の映像(演奏以外の映像も興味深い)
- スルタノフがショパンの音楽を愛していたということ
- 本選でのコンチェルトの演奏の後、拍手が鳴りやまなくてアナウンスが入ったこと(映像あり)
- 1998年のチャイコフスキーコンクールの話。ドレンスキー教授とマツーエフについて。
- チャイコフスキーコンクールの映像、その時のニュース(ドレンスキーのインタビュー)
- コンサートは多かったが、勤勉で完璧主義で、聴衆のために演奏した。

さらに加速して走る(run even faster)
- 1990年のUS TVに出演した時の動画(ジャズが好き)
- 脳卒中の話
- 日本とポーランドにある、スルタノフファンクラブの話
- タシケントで開催したい、アレクセイ・スルタノフ国際ピアノコンクールの話
- 革命のエチュードを弾く 15-16歳くらいの動画

公開数日後にして既にコメントは1,000件以上もついており、ほぼ全てがロシア語なので読み切れていませんが、中にはスルタノフの親戚の方の書き込みや、スルタノフに関する55ページの本がロシアで書かれたことがある、という内容もあり、今回の動画をきっかけとして、ロシアの中でまた情報が発掘されていくかもしれません。そうなることを期待しましょう!
posted by Murakami at 22:46| Comment(0) | ご家族